ランス10に登場する北条早雲は、陰陽師としての高い能力を持つ重要キャラクターです。体力200、レベル50/53という高いステータスを誇り、能力値も非常にバランスが取れています。行動力4、攻撃力8、防御力8、知力8、速度8、探索5、交渉8、建設7、コスト3というステータス構成からも、全体的に高い能力値を持つことがわかります。
特に注目すべきは彼の特殊技能です。「防御式神」「式神」そして「早雲の召喚」という3つの技能を駆使して戦場を支配します。陰陽師としての能力を最大限に活かした技能構成となっており、防御と攻撃のバランスが取れています。
北条家の中心人物として、その指揮下には足軽、武士、僧兵、忍者、陰陽師、巫女など多様な兵種が存在します。特に陰陽師は計10人と最も多く、北条家の特色となっています。このような陰陽師を中心とした軍編成は、北条早雲の陰陽師としての影響力の大きさを表しているといえるでしょう。
ランス10において北条早雲はJAPANエリアのボスとして登場します。彼との戦闘は、適切な戦略を用いれば非常に効率的に勝利することが可能です。最も効果的な攻略法は、リセットの「クラウゼンの手」を使用することです。このビンタ技を使えば、わずか1ターンで戦闘を終了させることができます。
ただし注意点として、相手の攻撃フェイズの後に戦闘が終了する仕様になっているため、完全にダメージを避けられるわけではありません。そのため、事前に回復アイテムを用意しておくことをお勧めします。
また、北条早雲戦の前に大鬼コウギョクとの戦闘があるため、その戦闘でハニージッポを使用することが推奨されています。ハニージッポを使用することで、北条早雲戦に万全の状態で臨むことができます。
高難易度モードでプレイしている場合は特に、カード選択を慎重に行う必要があります。敵が非常に強力になるため、事前の準備が勝利の鍵を握ります。
ランス10のストーリー展開において、北条早雲は非常に重要な役割を果たします。特に第6ターン目のシャングリラ攻略イベントでは、彼の活躍が顕著に描かれています。
シャングリラ攻略後、ベゼルアイがハウセスナースの気配を感じ、物理的に探し当てるというイベントが発生します。ハウセスナースは惚れたイカマン(杉本君)のために砂漠の迷いの力を一時的に止めていましたが、実は魔軍に利用されていただけでした。
その後、北条早雲がシャングリラを制圧し、「ポレナレフ状態」と表現される魔軍を見事に殲滅します。この活躍は、北条早雲の戦略的な重要性と戦闘能力の高さを示しています。一方で、ケイブニャンはシャリエラを連れてケイブリスの元に逃げ帰るという展開になります。
このイベントは、人類と魔軍の戦いにおいて重要な転換点となり、北条早雲の活躍がその後のストーリー展開に大きな影響を与えることになります。
ランス10において北条早雲を仲間にするには、特定の条件を満たす必要があります。まず、石油穴を制圧することが前提条件となります。その後、冒頭イベントを経て北条早雲を仲間にすることができます。
具体的な参入形式はイベント形式となっており、単純な捕虜として獲得するわけではありません。これは、北条早雲の重要性と特別な立場を表しているといえるでしょう。
また、北条早雲と関連して南条蘭というキャラクターも存在します。南条蘭は朱雀禁止のイベント後に捕獲可能となり、その後早雲が行方不明になると勧誘可能になります。さらに、大道寺小松は蘭捕獲後、早雲を見限るイベントの後に捕獲可能となるか、または北条制圧で捕虜として獲得できます。
北条マサコについては、北条制圧で早雲が死ぬ場合に、代わりに捕虜として獲得することができます。このように、北条家のキャラクターたちは互いに関連したイベントチェーンによって仲間にすることができる仕組みになっています。
北条早雲は、ランス10の統合部隊システムにおいても非常に有用なキャラクターです。統合部隊登録では、11章で高レベルカードを入手することでキャラクターが登録されます。北条早雲のような重要キャラクターは、高いステータスと独自の技能を持つため、統合部隊の中核として活躍することができます。
北条早雲の特徴的な戦術として、「防御式神」を活用した防御戦術があります。この技能は、敵の攻撃を効果的に防ぎつつ、味方を守る役割を果たします。また、「式神」を使った攻撃は、敵に大きなダメージを与えることができます。さらに、「早雲の召喚」は特殊な状況で強力な効果を発揮する技能です。
統合部隊での北条早雲の活用法としては、前線での防御役として配置するか、または後方からの支援役として使用するのが効果的です。特に、他の陰陽師と組み合わせることで、相乗効果を発揮することができます。
また、北条家の特徴である多数の陰陽師を活用した戦術も有効です。北条早雲を中心に、複数の陰陽師を配置することで、式神による攻撃と防御のバランスの取れた部隊を編成することができます。
さらに、北条早雲は「防御式神」を持つため、魔王ランスとの戦闘など、強力な敵との戦いでも活躍することができます。特に、スシヌの魔法バリアと組み合わせることで、敵の攻撃をほぼ完全に防ぐことも可能です。
北条早雲の独自戦術を理解し、適切に活用することで、ランス10の難所となるボス戦を効率的にクリアすることができるでしょう。特に、高難易度モードでは、北条早雲のような強力なキャラクターの活用が勝利の鍵を握ります。
ランス10のストーリー後半では、魔王ランスとの対決が重要なイベントとなります。この戦闘は非常に難易度が高く、適切な戦略が求められます。北条早雲のような強力なキャラクターを活用することで、この難関を乗り越えることができます。
魔王ランスとの戦闘では、魔王ランスは通常1~2回の攻撃を行い、5ターン目には5連撃(支援解除攻撃×3→大技×2)という強力な攻撃パターンを持っています。また、4コンボ以上で5連撃を発動するため、コンボを繋げすぎないように注意する必要があります。
この戦闘を攻略するためには、5ターン目をパナフォーム、手裏剣、バリアで耐え、それ以外のターンを魔法バリアと行動阻止90%で攻撃を完封する戦略が効果的です。北条早雲の「防御式神」は、この戦略において重要な役割を果たします。
また、味方のHPが赤画面の危機状況になると、敵の支援が消えるため、リセットのビンタで進行するという戦術も有効です。行動ルーチンは先に戦ったときと同じであるため、最初にわざとコンボを叩き込んで一斉反撃を誘い、味方のHPを減らすことで早く進行することができます。
真面目に戦う場合は、スシヌの防御結界をギリギリ切らさないようにしつつも常に展開し、ダークランス、ザンスの0AP攻撃(+1時は使わない)、ウズメの手裏剣-改-での毎ターン妨害、深根の神楽を毎ターン使用するという戦略が効果的です。HPが減ってきたらエールのヒーリング3を使用し、敵の強攻撃を妨害できない時は防御(神楽使用のためのAPは必ず残す)するという戦術を取ります。
北条早雲のような強力なキャラクターを活用することで、魔王ランスとの戦闘を効率的にクリアすることができるでしょう。特に、北条早雲の「防御式神」は、魔王ランスの強力な攻撃から味方を守る重要な役割を果たします。
このように、ランス10における北条早雲は、単なるボスキャラクターとしてだけでなく、ストーリー展開や戦闘戦略において重要な役割を果たすキャラクターとして描かれています。彼の能力と戦術を理解し、適切に活用することで、ゲームをより効率的に、そして楽しくプレイすることができるでしょう。